ダンサーの年収はいくら?現役ダンサーが語るダンス界の仕事と給料事情

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ダンス

【結論】年収は人によってピンキリ!

ダンサーの年収は人によって本当に違います
職種、人気によって1回あたりの仕事の期間もギャラも変わりますし、月によっても仕事が入る量が違います。


なので今回は
都内を中心にダンサーとして活動している私が
実際にやっていた仕事とそのギャラをもとに
ダンス界のお金の話をご紹介していきます。


都内で活動している私の年収は250-300万程度

私は副業もしていますが
ダンスの仕事だけだと年収250万-300万程度です。


活動内容はこんな感じです。

ダンスの年収と内訳

年収250-300万
・活動拠点:東京
・都内の大手スタジオでレッスン:週3本
・個人経営のスタジオのレッスン:週2本
・ナンバー:年2-3本
・ダンスイベント出演:月1-3本
・その他代講などちょこちょこ



私は会社やグループなどに属せずフリーランスで活動しているので、知り合いや企業から直接仕事の話がきて引き受けるといった感じです。


\ダンスの仕事のもらい方について/


また月ごとの収入は一定ではなく
多い月もあれば少ない月もあります。

専門学校は夏休みなどありますし、スタジオは年末年始の休業もあるのでそれがいろいろ被ったりすると固定の仕事の給料は減ります

そして会社員のように福利厚生も一切ありません。
貯金、副業など何かあったときの備えはしておいた方がいいでしょう。




給料の金額一覧

では具体的な金額をみていきましょう。
この数字はあくまで私がいただいてた額です。
実際はダンサー個人や仕事の依頼主によって異なるでしょう。


給料
◇インストラクター
(都内のダンススタジオ)
¥5000~\9000/1レッスン
◇ナンバー出演者数×¥5000~\7000程度
◇イベントのゲスト\5000~
◇振付¥10,000-\100,000
◇ジャッジ¥10000前後



普段はだいたいこの5種類で稼いでいます。


・インストラクター

インストラクターは多くのダンサーの主な収入源です。
ダンススタジオで会員にダンスを教える、というもの。


都内のスタジオで1レッスン¥5000~¥9000いただいています。ワークショップもだいたいこれくらいの額なことが多いですね。


大手のスタジオなら参加人数に関わらずほぼ固定給ですが歩合のところもあります。

例えば”クラスに来た生徒1人につき500円”
みたいな感じで、人数を集めるほど自分の給料が多くなるシステムです。

最低給料額を保証してくれたり、
生徒10人目からは+¥1000のように条件はスタジオによって異なります。


ただし歩合制のスタジオ=人気がまだないスタジオ
の場合が多いので基本的には生徒がたくさんくることは少ないと思っていてください。


生徒が0人の場合は?
生徒がレッスンに一人もこなかった場合は、
・レッスン料の半額だけもらえる
・レッスン料を一切もらえない
の2パターンあります。



・ナンバー

ナンバーの仕事とは
自分が振付する作品を作り、参加者を募集してイベントや発表会で踊るというものです。


参加人数につき数千円、という給料形態が多いのでナンバーはかなりまとまったお金が入ります。例えば参加者1人につき5000円のナンバーの仕事であれば、10人集めたら5万円が自分の給料です。


生徒をたくさん集められるほどかなり大きい額が見込めますが、人数を集められない場合は参加が取り消しになることもあります。人数集めに苦戦するダンサーも多いです。


・イベントのゲスト

イベントのゲストはその名の通り
ダンスイベントのゲストとして呼ばれ、ステージで踊るといったものです。

私はだいたい\5000~いただくことが多いです。


デメリットはイベントをずっと見てないといけない点ですかね。
そういうルールはないですが、もちろん呼ばれたからには自分の出番の時だけ現場に行くわけにもいきません。当然他の人のパフォーマンスを見るためになるべくオープンからクローズまで滞在します。


ゲストとして呼ばれるのはダンサーとして非常に嬉しいですが、イベントは大抵長時間開催されてるので結構きついです笑。深夜イベントだとさらにしんどいです。


ですがこういった人が集まるイベントは
自分を多くの人に見てもらったり
知り合いを増やしたりするチャンスです。

うまくいけば次の仕事がみつかることもあります。

イベント後は積極的にほかのダンサーに声をかけましょう。


・振付(指導)

振付は、その名の通り振付を考える仕事です。
振付の指導までセットなことも多いです。


ダンスチームのコンテスト用の振りやアーティストのMV、アイドルの振付など様々。私は1件¥10,000から\150,000のものまで何件かこなしたことがあり、金額は起用先によって変わってきます



・ジャッジ

ジャッジはダンスコンテストやバトルの審査員です。
私は¥10000前後いただくことが多いです。


大抵は参加人数が多く、イベントが長時間に及びます。
また順位をつけたり優劣をつけないといけないので体力、集中力の両方が必要です。


ですがその分いろいろな人に出会えたり、
頑張っている姿に感動や驚きなどをもらえるので私の好きな仕事の一つでもあります。

こういった場で出会えた人と人脈を作っておくと、
次のナンバーの参加してくれたりレッスンに来てくれたりするのでイベント後の挨拶などは忘れないようにしましょう。


・バックダンサーをした友人の話

よくあるダンサーの仕事のにバックダンサーがあります。
私自身は経験がないのですが有名アーティストのツアーに参加した友人に聞いた話をご紹介します。


彼が参加したツアーは
練習、リハーサル、本番あわせて2か月程度。
給料は数十万と割とまとまったお金が入ったそうです。



しかしその期間は忙しくて他の仕事をする余裕がほぼなかったため、2か月間で入った収入はほぼそのバックダンサーのギャラのみ。月収に換算したら普段とそこまで変わらなかったそうです。


このようにバックダンサーは給料は高いけど練習やリハーサルで拘束期間が長いことも多いようです。(もちろんアーティストやツアーの規模によります。)

ですが有名アーテイストのものなら経歴としては強いので、経験してみる価値ありでしょう。


ただ働きさせられたこともある

今ではだいぶ仕事をもらえるようになりましたが
昔は給料なしで働いたこともたくさんありました。

もちろん給料があると思っていたのに
「今日はありがとう、いい経験だったでしょ。」とだけ言われて何ももらえなかったこともあります。



先輩や偉い人の頼み事みたいな形だったので
断りきれずにこなしていました


正直、こういう“新人は苦労しろ”てきな風潮が根強い世界でもありますのでダンサーを目指す場合は覚悟した方がいいでしょう。


どうしたらたくさん稼げる?

ダンサーで大金を稼ぐ方法

◇超有名アーティストに認められる
◇プライベートレッスンで稼ぐ
◇大会で優勝しまくる

ダンサーとして継続的にある程度のお金を稼ぎたい場合はこれらの方法があります。いずれにしてもかなり難易度が高く才能、運、カリスマ性などが必要です。


超有名アーティストに認められる

超有名海外アーティスト等に気に入られバックダンサー/専属ダンサーになれば、かなり大きいお金が稼げます。この経歴があれば日本国内でも大きい仕事がたくさん入ってくる人気ダンサーになれるでしょう。


プライベートレッスンで稼ぐ

ここでいうプライベートレッスンとは
自分で生徒を集め、自分でスタジオを借りてレッスンをするというものです。


ダンススタジオを経由しないのでレッスン料は全て自分のもの。そのため1回で30人、40人など集められればかなり大きい額が見込めます。

ただし自分で生徒を募集して何十人と人を集められるダンサーは非常にまれです。なぜなら多くの人は大手のダンススクールに入会するからです。その方が安くて設備もいいし、他の先生も受け放題だったりしますからね。


それでも私は直接この人のところで習いたい!と思わせるだけのカリスマ性が必要でしょう。


大会で優勝しまくる

ダンス界でも有名なバトルやコンテストは、
優勝金額もかなり大きいです。(100万とか)

また小規模なものでも
賞金が用意されていることが多いので優勝すればお金が入ってきます。


ただこれは圧倒的な実力と運も必要です。
出番が何番目か、審査員の好みなども結果に影響するのでこの方法を主な収入源にするのはほぼ不可能といえるでしょう。


【最後に】ダンサーは稼ぐのが難しいけど誰でも可能性がある

いかがでしたか?

ダンサーは、それだけで生計を立てるのが結構難しい仕事です。努力、カリスマ性、運、人脈、外見などいろいろな要素が必要なので目指している人は覚悟が必要でしょう。

それでも私はダンスが大好きで、強いやりがいを感じることも多いので続けていけてます。難しいけどダンスが好きな気持ちさえあれば誰でも可能性はあります。

ダンス人生、お互い頑張っていきましょう!

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