なぜ恥ずかしい?

初心者がジムに行くのが恥ずかしい理由は、何か不安があったり、他人からこう思われたらどうしよう…という気持から来るのだと思います。
そこでまずは不安の原因になりそうなことを、具体的にみていきましょう。
・マシンの使い方がわからない
マシンの使い方や正しいフォームが分からない様子を他の人に笑われたらどうしよう…
そんな気持ちが恥ずかしさに繋がるかもしれません。
予習やイメトレを完璧にしても、いざ初めて器具を使うとなると全くわからなかったりするものです。

どこを握るんだ?とか、これどうやってセットするんだ?とかそんな初心者丸出しの様子を見られるのもちょっと恥ずかしいですよね。
・上級者しかいなさそう
周りはマッチョだらけ…
みんな高重量でトレーニングしている…
すでに仕上がったマッチョがたくさんいて重いダンベルやバーベルを扱っている…そんな上級者空間だったら初心者が飛び込むのはしんどいですよね。
・他人の視線や存在がストレス
ジムはかなりパブリックな空間なので、常に複数の人が同じ空間にいます。
そういった場所だと何だか他人に見られてるような気がして落ち着かないという人もいますよね。

もちろんじっくり見てくる人はそこまでいない
きちんとしたフォームでトレーニングできていても、同じ空間に他人がいるだけでなんとなくそわそわしてしまう人もいるでしょう。
このように他人の視線や存在があるとトレーニングに集中できない可能性があります。
・暗黙のルールが分からない
例えばジムでは「使ったマシンはクリーナーで拭く」や「ガシャガシャ音を立てない」というルールやマナーがあります。
入会時にスタッフから教えてもらえるものもありますが、当たり前すぎて暗黙の了解になってしまっている部分があるのも事実です。
そうすると「周りに迷惑をかけてしまうのではないか」という不安から、行動が制限されてしまいます。

暗黙の了解とか言われても、初心者だったら何もわからないからついやらかしちゃうかもしれないですよね。
・異性の存在
トレーニングウェアは露出が多かったり、体のラインがはっきりするような服が多いので特に女性だと恥ずかしいと感じる人が多いかもしれません。
また男性でもそういった露出の多い姿の女性が同じ空間にいると恥ずかしかったり、ストレスに感じる人もいますよね。
このように異性の存在もジムでは恥ずかしさの原因になり得ます。
・体型へのコンプレックス
ジムにはすでに引き締まった体の人もたくさんいるので、自分の体型に自信がないと人に見られることに抵抗を感じるかもしれません。
もちろんどのような体型でもジムには来ていいのですが、
「自分は太ってるから…」
「自分はまだ筋肉が全然ないから…」
そんな風に思っているとジムに行くのが恥ずかしいと感じる要因になるでしょう。
対策

初心者ならこれらの不安は当たり前!
いくつか解決策をリストアップするので自分に合うと思う方法を実際に試してみてください。

対策をして少しでも不安を減らしていきましょう!
①ファーストオリエンテーションを利用する

大抵のジムではファーストオリエンテーションが無料で受けられます。
ファーストオリエンテーションとはマシンの使い方やジムでのルール、館内案内など、初心者のための初回説明会みたいなものです。
これを受ければ基本的なことは知れますし、その場でスタッフさんに質問もできます。
1度受けるだけで不安や疑問はかなり減ると思うので、実施していればぜひお願いしましょう。
“初心者でほぼ何もわからない”
“このマシンを使ってみたい”
“ここを鍛えるマシンを知りたい”
など初心者であることややりたいことを具体的に説明担当の方に伝えるのがいいでしょう。

事前予約が必要な場合もあるので入会予定のジムのサイトをチェックしてみてください◎
②一人用ジムを利用する

実は一人用の個室ジム、というものも存在します。
ハコジムなどはその代表で、個室に設備が完備されており予約すればその時間内は一人でその部屋を使えるというものです。
人目を気にせずトレーニングできるため、一人の方が集中できるという人には非常におすすめです。

マシンは全部ひとり占め!他人の視線もないし気兼ねなくトレーニング出来ますね。
混んでて使いたいマシンが使えない、というのも避けることができます◎
③パーソナルトレーニングを受ける

効率や情報の正確さを重視するなら、慣れるまでパーソナルトレーニングを受けるのがおすすめです。
詳しい人にマンツーマンで教えてもらうのは最も手っ取り早く、自分で調べたり悩む時間を省くことができます。
有料ではありますが、マシンの使い方だけでなくメニューの組み方や食事指導などトレーニングに関するあらゆる悩みも相談できるでしょう。

できれば慣れるまで数回、最初の1回だけでもいいと思います。
最初の1回はお試しで無料だったり、割引があったりするのでぜひ近くのジムを調べてみてください◎
④宅トレーニーになる

初期費用はかかりますが、自宅に器具を揃えて宅トレ派になれば様々なメリットがあります。
・会費の節約
・移動時間の節約
・荷物が増えない
・混雑回避
・完全プライベート空間…etc

SNSでも自宅にパワーラックを設置してる人、結構みかけます!
今は省スペースを重視した筋トレ器具もたくさんあるので、家が狭いという人でも気軽に宅トレを検討出来ますよ◎
⑤オンラインフィットネスを利用する

他人の存在が気になったり簡単な運動から始めたいという方は、自宅で気軽にできるオンラインフィットネスもおすすめです。
最近ではヨガだけでなく筋トレやダンスなど幅広いジャンルを取り扱っていることが多く、オンラインでもしっかり汗をかくことができます。
あまり飛んだり跳ねたりしないような内容が多いとは思いますが、不安な場合は防音マットを使って階下の人にも配慮しておきましょう。
その他の対策

その他としては、以下の対策をすることができます。
・女性専用ジムを利用する

男性の視線や安全面などが気になる女性は、女性専用ジムに通うのも一つのアイデアです。
スタッフも全員女性だったり、女性ならではの悩みに特化したマシンやトレーニングメニューが豊富なのが特徴です。

男女共用ジムの中に”女性専用トレーニングエリア”を設けてる場合もありますね。
・ガチ勢向けジムを避ける

完全に個人の主観ですが、例えばゴールドジムはガチ勢や上級者が集まっている印象です。
マシンもマニアックなものまでありますし、超高重量を扱える設備がそろってるのでプロでも利用したりします。
そういったジムは初心者だと落ち着かないかもしれません。
逆にChocoZAPや大手の総合型フィットネスクラブ(ティップネス、ルネサンス、コナミなど)は比較的ガチ勢は少ないと思います。

大手の総合型フィットネスクラブ系はシニアも結構いるから、スタッフさんのサポートとかも充実してることが多いよ!
ガチ勢少ない環境を選ぶことで、初心者でも気軽にジムに通いやすくなるでしょう。
私は人生初めてのジムがティップネスだったのですが非常にサポートが充実しており、基礎的なことはそこでいろいろ教えてもらえました。
・予習を徹底してからジムへ向かう

youtubeや本でマシンの使い方やジムでのマナーを徹底的に予習しておくと、不安を減らすことができます。
◎人気の筋トレ系チャンネル◎
【トレーニング系】
・山澤 礼明【筋肉チャンネル】
・今古賀翔【トレーニング科学】
・GENT Fitness
【疑問・悩み解決系】
自分で勉強するとなると手間はかかりますが、調べたり、実際に試したり試行錯誤する過程も楽しいですよ。

1日の食事を考えるのも楽しいですよね◎
でもパワーラックやスミスマシンなどは使い方を間違えると本当に危ないので、スタッフさんに使い方を確認するほうがいいかと思います。
最後に

いかがでしたか?
ジム初心者はいろいろな不安や恥ずかしさがあるかもしれませんが、これらの対策をすることでそれをなくしたり減らすことができます。

最初はだれでもわからないことがあるし、筋肉がついてなくて当たり前!対策なしで勢いでジムに飛び込んでみるのもよし。
ぜひ今日紹介した内容を試して、楽しいジムライフをスタートさせましょう!